ヤヤン昆布は、北海道室蘭市の地球岬から絵鞆岬までの沿岸にのみ生息する特別な昆布です。
 
「ヤヤン」とはアイヌ語で「廃物」「食用にならない」の意味とされています。何故なら、断崖絶壁の岩場で激しい波にもまれ傷ついてしまうため、大きさも不揃いで見た目が悪くなってしまうからです。
 
しかし近年の研究で、傷ついた表面を修復するためにぬめりを出すのですが、その中に他の昆布よりも非常に多い「フコイダン」や「アルギン酸」が含まれていることが分かりました。
 
母恋めしのおにぎりの出汁にもこのヤヤン昆布を使用しています。
根昆布は昆布の根っこの部分で分厚く大量の出汁が出ますが、煮込んでも固くて食べにくいのが特徴です。
多くの出汁が必要な方にお勧めです。